ホーム > 社内活動 > トピックス

社内活動

2017年社長年頭挨拶・安全祈願祭

2017-01-05トピックス
2017年1月5日に、社長の宇加地が従業員への年頭挨拶を行いました。
内容は以下の通りです。

「昨年を振り返ると、あり得なかったはずのイギリスのEU離脱、まさかのドナルド・トランプの大統領選勝利、といったサプライズに満ちた一年でした。元旦の日経新聞の一面の見出しが『当たり前はもうない』というものでした。当たり前と考えていた常識が崩れ去る。昨日までの延長線上にない明日が足早にやって来る。
私たちJOTにおいても、今年は昨日までの延長線上にはない新しい一年を迎えます。目先では、増大する生産量を見越して早速勤務体制の組み替えを行います。私たちのお客様である光ファイバ業界は、昨年来拡大を続けています。中国を中心に欧米、アジアなどで光ファイバの需給が逼迫しています。このような状況から内外の光ファイバメーカーは一斉に設備投資に踏切っています。これらの新設備は、2018年以降に稼働に入りますが、全設備が実稼働に入ると、需給のゆり戻しが来るのは必至です。2018年以降は、光ファイバが余剰となって厳しい価格競争に曝されるであろうことは想像に難くありません。もちろん光ファイバコート材然りです。
こうした変化に対応するためには、強固な体力が必要です。私たちのような製造業における体力とは、生産性の向上に他なりません。生産性を上げてコスト競争力を高める。コスト競争に打ち勝っていける強固な体力がなければ、変化を生き抜いていくことはできません。
こうした活動も安全操業という前提が無ければ実現できません。無事故無災害記録はすでに150万時間を超えましたが、これは私たちが過去に安全に操業していた、と言う事実を述べているだけで、今現在や明日の安全を保障してくれるものではありません。小さな積み重ねが150万時間、操業開始以来17年間の無事故・無災害を生んできたのです。どんな小さなことでも良いので、まず目をつける。不安全箇所を見つける、あるいは改善点を見つける。そして解決策を提案という行動に移す。こうしたことの積み重ねが安全操業の継続であり、生産性の向上に結びついていくのです。今年も小さなことからチャレンジして、大きな成果に結び付けていきましょう。
皆さん本年もご安全に。
                                                                       以上

年頭挨拶風景

宇加地社長

日枝神社安全祈願祭